異例の年です。新型コロナウィルスの感染拡大で原則オンラインになった授業。登校できない学生たち。

しかし、ようやく後期になって一部授業の対面が可能になりました。
ただし、対面であることが重要な授業、対面でないと教育効果が発揮でない授業のみに限られています。
私の担当する科目では、1年生・4年生の演習(ゼミ)や、教室での模擬授業を行う教職課程の教科教育法などが認められました。
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先日、4年生と、合同で1人のみ3年生が混じっている「コース演習」で対面授業が実現しました。
そして、一番「対面でないとできない」ゼミの活動、それは「焚き火」!でした。
貴重な対面授業の機会を利用して、当日は「焚き火お茶会」を実施。
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例年なら、4月の初頭に1年ゼミ、2年ゼミ、3・4年のゼミですでに実施しているはずの行事です。
ようやく今年度初の焚き火が実現したのです。
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当日はロケットストーブでお湯をわかし、お茶菓子を食べながらお茶を飲み、互いの近況を報告しあうことになりました。
他愛のない時間のようですが、火を囲んで、お互いの顔を見ながら語り合える幸せを実感しました。もちろん作業前後にはアルコール消毒など、コロナ感染への注意もしながらです。

ゼミ生、さすがに3、4年生だけのことはあって、とくに指示しなくてもそれぞれが焚き火作業に勝手に取りかかります。そして無事に着火し、お湯が沸きました。
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4年生は就職活動の状況などを語り、3年生は4年生に就活に関する真剣な質問をぶつけます。
こういう3、4年生の交流はとても大事ですね。
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名残惜しさを感じながら、あっという間に時間は過ぎていきました。