以前、本学では、入学式の終わったすぐあとの日程で、新入生合宿をやっていました。新入生全員が大型バスに分乗して関東圏の大型ホテルに行き、1泊2日の行程でさまざまなイベントをやりました。
バスの中ではレクリエーションをやり、現地に着いてからはゼミ単位での科目履修登録票の作成、そして夜には学部全員が一同に顔を合わせ、レクリエーション大会をやっていました。この日に向けて、学生たちの中から志望した何十人からのスタッフが企画を練り、新入生を迎えるべく、数ヶ月も前から準備をしていました。
何より、一夜の宿をともにするという経験が入学したての不安を抱えた学生どうしの距離を一気に縮め、一晩経てば、帰りのバスの中ではすっかり仲良くなっていました。友達ができれば、大学生活の困りごとなども相談できますし、お互い助け合って、早く新しい生活にも慣れることができます。
こちらのブログでも紹介してきていますが、フィルスタコースでは、毎年4月から5月にコース新入生全員参加の「館山合同合宿研修」を行っています。
この合宿研修は、もちろん宿をともにして一晩を楽しく過ごしますので、全員が打ち解けてすぐに仲良くなることは当然なのですが、それだけではありません。
コース教育にとっても、たいへん重要な意味をもっています。
フィルスタコースの教育キーワードは「平和」「環境」「地域」です。そして卒業後の進路としてNPO(非営利組織)やNGO(非政府組織)への就職も視野に入れています。
合宿地である千葉県南端の館山市は、太平洋に突き出した温暖で風光明媚な地ですが、実は〝平和・交流・共生〟にちなんだ見どころがたくさんある、フィルスタコースにぴったりの場所だったのです。
館山は第二次世界大戦時の貴重な戦跡が数多く残る土地であり、また内閣官房長官賞ほか多数の受賞をしている活動実績豊富なNPOが活躍している場所でもあります。そして何より、本学の研修施設「館山セミナーハウス」があるのです!
本学の研修施設「館山セミナーハウス」はホテルのような施設!
毎年4月~5月の土日に、フィルスタコースでは、1泊2日で館山を訪れ、NPO法人「安房文化遺産フォーラム」の講義を受け、またガイドをしていただいて市内の戦跡を実際に自分たちの目で見て回ります。
フィルスタコースでは、この合同合宿研修を初年次教育の出発点として、とても重要視しています。実際、ここでの2日間がコースの雰囲気やコースでの学修を理解し、これからスムースに大学生活に入っていくうえで、非常に重要な役割を果たしているのです。
フィルスタコースに入学した新入生たちは、中央学院大学で何を学び、何を目指していけばいいのか、それを納得してこれからの学生生活に入っていくことができます。
次回は第3回。
ファルスタコース紹介③-1年次前期で立派なレポートが書けるようになる!です。どうぞお楽しみに!
バスの中ではレクリエーションをやり、現地に着いてからはゼミ単位での科目履修登録票の作成、そして夜には学部全員が一同に顔を合わせ、レクリエーション大会をやっていました。この日に向けて、学生たちの中から志望した何十人からのスタッフが企画を練り、新入生を迎えるべく、数ヶ月も前から準備をしていました。
今は日帰りで行われるようになった「プライムセミナー」の前身です。
かつて合宿形式でやっていたプライムセミナー(1999年の夜のレクリエーションの様子)
合宿形式の旧プライムセミナーは、経費がかかるということで廃止になりましたが、今でも有意義な合宿だったと思います。何より、一夜の宿をともにするという経験が入学したての不安を抱えた学生どうしの距離を一気に縮め、一晩経てば、帰りのバスの中ではすっかり仲良くなっていました。友達ができれば、大学生活の困りごとなども相談できますし、お互い助け合って、早く新しい生活にも慣れることができます。
ところで、入学して数日後というわけにはいきませんが、今でも入学後1ヶ月くらいまでを目途に、全員で1泊2日の新入生合宿を実施しているコースがあります。
それが、わがフィルスタコースです!
こちらのブログでも紹介してきていますが、フィルスタコースでは、毎年4月から5月にコース新入生全員参加の「館山合同合宿研修」を行っています。
この合宿研修は、もちろん宿をともにして一晩を楽しく過ごしますので、全員が打ち解けてすぐに仲良くなることは当然なのですが、それだけではありません。
コース教育にとっても、たいへん重要な意味をもっています。
フィルスタコースの教育キーワードは「平和」「環境」「地域」です。そして卒業後の進路としてNPO(非営利組織)やNGO(非政府組織)への就職も視野に入れています。
合宿地である千葉県南端の館山市は、太平洋に突き出した温暖で風光明媚な地ですが、実は〝平和・交流・共生〟にちなんだ見どころがたくさんある、フィルスタコースにぴったりの場所だったのです。
館山は第二次世界大戦時の貴重な戦跡が数多く残る土地であり、また内閣官房長官賞ほか多数の受賞をしている活動実績豊富なNPOが活躍している場所でもあります。そして何より、本学の研修施設「館山セミナーハウス」があるのです!
本学の研修施設「館山セミナーハウス」はホテルのような施設!
毎年4月~5月の土日に、フィルスタコースでは、1泊2日で館山を訪れ、NPO法人「安房文化遺産フォーラム」の講義を受け、またガイドをしていただいて市内の戦跡を実際に自分たちの目で見て回ります。
NPO「安房文化遺産フォーラム」の愛沢伸雄代表の講演を聴く
戦跡ばかりではありません。館山を舞台にした芸術や文化の縁の地を訪ね、丁寧なガイドをしてもらっています。それは同時に足元の地域を見直し、活性化させる「地域おこし」の現場でもあります。2日間の講義とガイドを通して、新入生たちはNPOとはどのような組織なのか、どんな活動をするのかも自然に理解していきます。 2日目には、1日かけて戦跡や文化の地をNPOにガイドしてもらいます
コース関係の先生方からの講話もあり、フィルスタコースがどんなコースなのか、これからどんな学修をしていくのかもじっくり説明します。毎回1人の先生が、講演をして、自分の専門分野の研究のことなども話します。高校とはひと味違う大学らしさにも触れることができます。
今年は西洋政治史の花房秀一先生に専門のフランスのお話をうかがいました
夜には、新入生と先輩スタッフと教員の交流会も開かれ、ユニークな自己紹介に爆笑が湧き起こり、あっという間に全員が打ち解けていきます。
あっという間に打ち解けていく新入生たち
入浴、食事、夜のカードゲームなどを通して、翌日にはもう全員が仲良くなっています。フィルスタコースでは、この合同合宿研修を初年次教育の出発点として、とても重要視しています。実際、ここでの2日間がコースの雰囲気やコースでの学修を理解し、これからスムースに大学生活に入っていくうえで、非常に重要な役割を果たしているのです。
フィルスタコースに入学した新入生たちは、中央学院大学で何を学び、何を目指していけばいいのか、それを納得してこれからの学生生活に入っていくことができます。
次回は第3回。
ファルスタコース紹介③-1年次前期で立派なレポートが書けるようになる!です。どうぞお楽しみに!