精力的な授業を展開している川久保先生の「平和学」。
先日の特別授業に続いて、またまた特別企画の授業が行われました!
川久保先生の報告記を見てみましょう。
(掲載した写真は本学企画課の撮影によるものです)
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法学部「平和学」では、11月21日(火)に国際協力事業団(JICA)のコンサルタントを務めている標昌充
(しめぎ まさみつ)氏をお招きし、「アフガニスタンにおける地雷処理―戦争と平和を考える」と題した特別企画を行いました。
今回の講演者 標昌充さん(左)と「平和学」担当の川久保先生(右)
標先生は2002年以来、アフガニスタン、アンゴラ、カンボジアなどの地雷汚染国において、地雷の処理除去活動に従事され、平和構築活動の最前線で活躍された方です。現在でもコンサルタントして外務省などに政策提言をされています。
今回の特別企画では地雷の問題ばかりではなく、その背後にあるタリバーン政権下でのアフガニスタンにおける貧困問題、女性の人権問題、紛争後の若者の職業訓練などについて、平和を広く捉える観点からお話いただきました。
対戦車地雷や対人地雷の実寸模型や、女性が被る"ブルカ"をご持参いただき、学生たちが直に触れる機会も作ってくださいました。地雷処理の現場で標先生が実際に撮影された映像とスライドを見る学生たちは、普段にも増して真剣な様子でした。
世界には埋設された地雷が6000万個(あくまで推定)あり、毎年除去できる数はたったの15万~30万個、つまり単純に計算してもこれから200年~400年かかるという衝撃的な実態に、学生たちは驚きの表情をみせていました。
そして地雷で足を失くした弟のために自らの危険をかえりみず、しかもわずかな報酬しかもらえなくとも地雷の処理除去作業に参加している19歳の同世代の女性の表情も、学生たちに強く印象に残った様子でした。
学生からも質問が出され、活発な雰囲気での特別企画となりました。
お忙しいところ貴重なお話をしていただいた標先生に、心より感謝申し上げます。
先日の特別授業に続いて、またまた特別企画の授業が行われました!
川久保先生の報告記を見てみましょう。
(掲載した写真は本学企画課の撮影によるものです)
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法学部「平和学」では、11月21日(火)に国際協力事業団(JICA)のコンサルタントを務めている標昌充
(しめぎ まさみつ)氏をお招きし、「アフガニスタンにおける地雷処理―戦争と平和を考える」と題した特別企画を行いました。
今回の講演者 標昌充さん(左)と「平和学」担当の川久保先生(右)
標先生は2002年以来、アフガニスタン、アンゴラ、カンボジアなどの地雷汚染国において、地雷の処理除去活動に従事され、平和構築活動の最前線で活躍された方です。現在でもコンサルタントして外務省などに政策提言をされています。
今回の特別企画では地雷の問題ばかりではなく、その背後にあるタリバーン政権下でのアフガニスタンにおける貧困問題、女性の人権問題、紛争後の若者の職業訓練などについて、平和を広く捉える観点からお話いただきました。
対戦車地雷や対人地雷の実寸模型や、女性が被る"ブルカ"をご持参いただき、学生たちが直に触れる機会も作ってくださいました。地雷処理の現場で標先生が実際に撮影された映像とスライドを見る学生たちは、普段にも増して真剣な様子でした。
世界には埋設された地雷が6000万個(あくまで推定)あり、毎年除去できる数はたったの15万~30万個、つまり単純に計算してもこれから200年~400年かかるという衝撃的な実態に、学生たちは驚きの表情をみせていました。
そして地雷で足を失くした弟のために自らの危険をかえりみず、しかもわずかな報酬しかもらえなくとも地雷の処理除去作業に参加している19歳の同世代の女性の表情も、学生たちに強く印象に残った様子でした。
学生からも質問が出され、活発な雰囲気での特別企画となりました。
お忙しいところ貴重なお話をしていただいた標先生に、心より感謝申し上げます。