フィルスタコースのブログ

中央学院大学 法学部 フィールドスタディーズコースの情報を発信するブログです。

2015年10月

今日は、あびこ祭報告の第2弾です。

先日このブログでご紹介した1年生ゼミの焼き鳥屋、果たしてその後どうなったのか?
イメージ 1

無謀にも今年は何と1200本もの串焼き鳥を仕入れてしまいました(もも600本、皮600本、つくね600本)。
去年の販売が2日で750本だったことを考えると、あまりにも大それた挑戦でした。
2日目の夕方は、きっとみんなで売れ残った焼き鳥で炭火焼きパーティーをやっているに違いない!と思っておりました。
が、しかーし!
驚くなかれ、1200本全部完売!だったのです!
イメージ 2
2日目夕方、残るはつくねのみ

当日は角形七輪2台(2日目は3台)、丸形七輪1台を投入。テントの組み立てから始まり、テーブルを用意すると、じゃんじゃん焼きまくりました。
イメージ 3
                    場所は正門を入ってすぐの一等地でした!

しかしここで問題発生。去年は2日間で4キロ入りの木炭(国産の岩手切炭です)を1箱使い、余ったのですが、今年は売れ行き好調のため、初日ですでに炭が足りなくなってしまったのです。さあ、どうする!?
ところがここからが我がゼミの素晴らしいところ。
炭がないなら焚き火をすればいい!ということで、なんと乾燥してあった薪を持ち出し、それで焼き鳥を焼いたというのです。(白水は初日不在だったため、現場を見ていませんが)。う~ん、この生活力、危機を乗り切る智恵、スゴイですね。

2日目は白水が自宅から4キロ入りの炭1箱を持参。それに薪を燃やした燠火を利用して、見事乗り切りました。
去年は1日目が雨模様だったため、売れ行きが今ひとつでしたが、今年は2日ともピカピカの好天。
とてもたくさんのお客さんが来てくれました。
イメージ 4
                   行列、できてます
イメージ 5

イメージ 8

もはや焼きのプロとなったタツヤとカイ。受付の鬼、チヒロ

イメージ 6
 イメージ 7
左のチェック柄の彼はゼミ長のシンタロウ。あびこ祭スタッフとして活躍してくれた我がゼミの(左から)ナオヤ・コウヘイ・ユウタの3名                    
イメージ 9
スタッフ不足の中、谷川先生のゼミから応援に来てくれた強力助っ人のナカノくん

味の方も大好評で、「買いたかったけど、行列ができていたので諦めた」と話していた方もいらっしゃいました。
売上は11万円余り。国産のいい肉を仕入れたので、利幅は大きくありませんでしたが、それでも3万数千円の利益が出ました。
イメージ 10
          模擬店投票ランキングでは、残念ながらベスト3は逃し、第4位。なぜだ!?

初めは何をどうしていいか、どんな準備をしたらいいか、戸惑ってばかりのゼミ生たちでしたが、準備が進み、当日の作業に慣れるほどに、すごい底力を発揮して成長していきました。
やはり実践の力はすごいなと改めて実感。

さあ、ゼミ生のみんな、楽しい宴を開こうねっ!
(写真は白水が参加した2日目のもようです)

おととい、昨日は第49回の大学祭「あびこ祭」でした。
両日とも秋の好天に恵まれ、とてもたくさんのお客様が見えて大盛況でした。

今回の大学祭では、現社コースの学生、教員が大活躍しました。
その様子をこれから順にご紹介していこうと思います。

まず第1回目は「戦後70年特別企画 平和をつなぐ-原爆投下から70年」をご紹介します。
イメージ 1
本企画は、現社コース委員長の川久保文紀准教授が中心になって練り上げたプログラムです。
川久保先生は国際政治学が専門で、本学では「平和学」などを担当しており、現社コースの中心的教育理念である平和教育の中核をになっています。
川久保先生の「平和学」は、今年、広島平和文化センターから「広島・長崎講座」として認定されました。
その一環として企画されたのがこのプログラムでした。
地元我孫子市の「我孫子市平和事業推進市民会議」や「我孫子市原爆被爆者の会」のご協力も得て、開催されました。

企画は2部構成で、第1部は​川久保先生による講演、そして被爆者から体験を聞くプログラムが行われ、第2部では、我孫子市被爆者の会が制作したDVDの上映と 「わたしたちにとっての戦後―核廃絶と日本の役割」と題するシンポジウムが開かれました。

川久保先生の講演は、「平和学とは」という解説から始まり、原爆投下にまつわる研究の進展状況、ゼミ生たちと訪問した丸木美術館の展示、そこから得た戦争を体験していない世代が平和を「つなぐ」ことの重要性などについて話が展開しました。非常に力のこもった講演で、映し出される映像の迫力とともに、来場者はうなずきながら聞いていました。
イメージ 2イメージ 3

続いて行われたのが我孫子市在住の被爆者清水益雄さんによる被爆体験の語りです。
高校生の時に教室で被爆された清水さんの身に迫るお話には、会場も水を打ったようになり、誰もが聴き入りました。どんな理由をつけようとも、「悪いものは悪い」と話される清水さんの言葉には、その惨状を目にし、体験したものにしかない迫力がありました。被爆者が年々減少していく中、それをこそ私たちは伝えていかなくてはならないと感じされられました。

第2部は、我孫子市被爆者の会が制作した「食べられなかったオニギリ」というDVDの上映から始まりました。8月6日のあの日、日頃の食料不足で満足にものを食べられなかった子供を亡くした母親が、おにぎりを握って子供の姿を探し続け、供養し続けたエピソードが紹介されました。

そして最後は4人の若者が登壇して、川久保先生の司会でシンポジウムを行いました。
登壇者は、本学の学生で川久保ゼミに在籍している現社コースの4年生、行政コース2年生、そして我孫子市平和推進市民会議のメンバーである明治大学の学生、県立柏高校の生徒です。
4人とも広島・長崎や沖縄など各地の戦跡地を訪問したときの感想や平和に対する思いを率直に語り、まさに今回のシンポのテーマである「平和をつなぐ」を体現した発言が次々に飛び出しました。
川久保先生をして「すべて皆さんが語りつくした」と言わしめた有意義なシンポジウムでした。
イメージ 4


現社コースはこれからも実践的に、そして現場主義でものを考え、実行していける若者を育てて行こう!と改めて感じさせられました。


中央学院大学「あびこ祭2015」白水ゼミ
いきなりですが、わが白水ゼミは、大学祭で模擬店をやることになりました!来週末の24日土曜、25日日曜の「あびこ祭」で焼き鳥屋を出店します。焚き火技術を生かした、なんとガスも電気も使わない「本格炭火焼き」の焼き鳥屋です。ぜひ皆さん、買いに来てください!というわけで、今日のゼミでは開店に向けての打ち合わせと、広報のための動画録りを行いました。イメージ 2






企画課の職員が来てくれて、コマーシャル動画を撮影し、すぐにyoutubeにアップしてくれました。→ https://youtu.be/lN7G9Vn5HKoそれにしても、私のウッカリで今日の動画撮影をすっかり忘れていたにもかかわらず、ゼミ生たちはすぐにコマーシャル用の絵をササッと白板に描き、宣伝のセリフもすぐに決めて、完璧なコマーシャルを作り上げてしまいました。その能力にはビックリ!すごいゼミ生たちです。
イメージ 1

去る9月26日(土)、教育実習報告会が開かれました。
毎年教育実習に行ってきた4年生が1人ずつ全員実習の内容や感想を発表するもので、
教職課程のカリキュラムの一環となっています。
当日は、来年度実習に行く予定の3年生も参加し、1日かけて会が行われました。
午前中は、都立高校の現役の先生にご登壇いただき、教師になるまでのいきさつや
教員としての日常生活の紹介、また学校現場の実情などについてお話をうかがいました。

午後からは1人5分ずつの持ち時間で、4年生全員が報告を行いました。
体験に裏打ちされた熱い話に、3年生も真剣なまなざしで聞き入っていました。
イメージ 1











みんないい顔していますね。充実した教育実習を物語っています

もちろん現社コースの学生もいますよ!

その後、実習教科別に分かれて、4年生と3年生とが合同の教室で今年度の総括と来年度
に向けての指導が行われました。

これまで実感の湧かなかった3年生も、この行事を通して、自分たちも来年は本当に現場
に出るんだ!と感じるようになっていきます。

夕方からは、学生有志も参加して、本学教職課程OB教員との懇親会が開かれました。
現場で日々教壇に立っている先生方との話は、大いに刺激になったことでしょう。

↑このページのトップヘ